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ユリの花と クローバー

だれかに 私の言葉が届いたなら うれしい

レズビアンであることを自覚したら、自分の気持ちを聞いてもらいたいと強く思った。

私の体験談 レズビアン

 とにかく誰かに話したかった。 

自分が女性として女性が好きなのだと気付いたとき、私の心に湧き上がってきたのは罪悪感や嫌悪感ではなく、喜びだったと以前の記事に書きました。

 


 

しかし同時に、今まで男性と恋愛することに何の疑問も持たなかった自分が、同性である女性に惹かれ始めるという事態に、かなり混乱していたのでしょうね。

私のこれまでの経緯や、今の自分の気持ちを誰かに話したくてたまらなくなりました。

 

私はあまり…というか他人には全く自分の悩み事を話しませんし、相談もしません。

悩みがあると、自分の中で自問自答して解決するタイプです。

社会人になってからは、自己啓発書や生き方の本ばかり読んでいます。

 

私のバイブルです。

これを読み終わったとき、アドラーにひれ伏したくなりました。

 

嫌われる勇気

嫌われる勇気

 

 

 

話が逸れましたが…

生きていれば誰でも一度は悩むであろう事や、足の障害のおかげで日常生活での困難に直面したとき―――具体的に言うと、一人でバスや電車に乗る方法、人で溢れかえっている繁華街にある職場へ安全に通勤する方法など、色々ありましたが、全て自分の中の知恵と工夫で上手くやってきた。やって来られました。

 

人に相談する事なんて、何ひとつない。

 

そう思っていた私でしたが、セクシャリティーの変化については自分一人ではどうしようもありませんでした。

 

同性愛について、深く悩んできた人なら、自分が同性に惹かれていると認められた時点でいろいろ吹っ切れると思います。

 

けれど、私にとってセクシャリティーの問題は、昔から抱えてきた問題というものではなく、まさに「降って沸いてきたもの」

同性が好きなのだと自覚したは良いけれど、これから自分はどのように行動すればいいのか、行動するべきなのか、自分の中に全く考えが思い浮かばなかったのです。

 

とにかく誰か、私の話を聞いてくれる人を見つけて、今の自分の気持ちを整理し、今後の事について何かアドバイスをもらいたい。

 

それだけは、必ずやらなればいけないと確信していました。

 

彼女を作るとか、そういうのは後回しだ。

 
 

自分のセクシャリティーを、どんな言葉で表しますか?

私の体験談 レズビアン

あなたは同性愛者ですか?レズビアン(ゲイ)ですか?それとも…

 

こんにちは。

最近、私が異性愛者から同性愛者になった経緯を書いていて、こんな言葉を打ち込む事が多くなりました。

 

同性愛者

異性愛

レズビアン

 

言葉としては何の問題もないし、今の私の状態を表す適切な言葉だと思うんですが、使っていくうちに、何か違和感を覚え始めたんですよね。

自分に馴染まないんです。

 

今回は、その事について少しお話したいと思います。

 

同性愛者(または異性愛者)

文字を見るだけで堅苦しい感じかしますね(笑)

ブログの中では何回も使ったこの言葉。

正直、「私は同性愛者です!!」ってハッキリ言えるほど時間経ってないです。

 

異性愛者という言葉もありますが、男性が好きだった頃も、「私は異性愛者なんだ!!」なんて思った事なかったですね。

普通、そんなこと思いますか?

異性愛者として生きていると、女性である自分が男性に惹かれていることに何の疑問もないし、その状態をわざわざ言語化しようと思わないんですよ。

私は、そうでした。

 

同性でも異性でも、「○○愛者」っていうのは違和感アリアリです。

 

 

レズビアン

便利な言葉ですよね。

これも、ちょくちょく登場しました。

 

「私はレズビアンで…」

 

以前、LGBTの関係の集まりに参加した時、そう言って自己紹介を始めたんです。

 

レズビアンという言葉は自分に合わないって気付いていたし、もっと他の言い方だってあっただろうに。

緊張でガチガチだったせいで、使いやすい言葉が口から勝手に出ていました。

 

私、「レズビアン」じゃないのに…

 

言ってしまった後で、そう呟きました。

心の中で。

 

今も昔も、私は私

私は恋愛対象が男性から女性に変わって、自分の中の価値観が180度変わりました。

でも恋愛対象がどう変わろうと、私が私であることに変わりありません。

「同性愛者」や「レズビアン」という言葉を使うたび、まるで自分がそういう名前の新しい人種の人間になったような奇妙な感じがするんです。

 

次に自己紹介する機会があったら、こう言おうと思う。

 

「女の子が好きです!」

「私は、女性が好きな女性です」

 

こう書いた時、言葉が自分の中にストンと入ってくる感じがしたんです。

テンションも、ちょっと上がる。

自分の気持ちを、そのまま言葉するのがいちばん心地いい。

 

もし次に自己紹介する機会があれば、その時は堂々とそう言いたいと思っていますし、

記事の中でも、なるべくこの表現を使っていきたいと思います。

 

 

 

女の子が好きだと自覚した私の心境

私の体験談 レズビアン

 

牧村朝子さんの「百合のリアル」

それを読んだことがきっかけで、同性に惹かれる気持ちを自覚した私。

 

 

同性愛が悪いことではないと理解していたし、抵抗は全くありませんでした。

 

むしろ、女性が好きだということに喜びを感じていたくらいです。

 

 頭の中はこんな感じ

 

やったーーー!!!

 

私、レズビアンなんだーーー!!!

 

そういえば、私って昔から女の子と恋愛するようなゲームが好きだったし、好きになるのは女優さんばかりでジャニーズとかには興味なかったよね。(ファンの方ごめんなさい)

 

もしかして、小さい頃からレズビアンの兆候はあったのかも…。

 

なんて。

 

 

でも、冷静に考えればね

そんな事は何の証拠にもならないんですよ。

 

お気に入りの女の子と結婚するために、毎日話し掛けたり、プレゼントを渡したり、イベントが起きるたびにドキドキしていたけれど、所詮はゲーム。

実際の恋愛対象は男の子。

小学生のころ、席替えで好きな子が隣になった時、大喜びしていたのを覚えてる。

(もちろん、周りにはわからないようにね)

 

それに、日本中の女の子が、ジャニーズが好きな子ばかりとは限らない。

「みんなが好きな男の人たちが苦手」

それを同性愛に結びつけるのは乱暴でしょう。

女優さんが好きということに関しても同じ。

それは単なる憧れであって、本物の恋愛感情とは違うのだから。

 

 

「自分はレズビアンだ」って証明したかったんだよね

 

自分の過去を振り返って、同性愛者の兆候を少しでも見つけ出せれば、今、心に湧きあがる「女の子と付き合いたい」という想いにも説明がつく。

 

26歳まで異性愛者として生きてきて、女の子と付き合った事も、恋した事もない。

けれど、今はどうしようもないくらい同性に惹かれている。

 

その事実に、抵抗感も罪悪感もなかった。

けれど自分の中の価値観が180度変わってしまったことに、かなり混乱していました。

 

26歳まで異性愛者だった私が今、同性愛者になっている理由(後編)

私の体験談 レズビアン

 

やっと後編です。

中編は何だか、百合のリアルの宣伝みたいに

なっちゃいましたね。

そういえば、1月13日に百合のリアルが増補版になって

電子書籍で出たようです。

 

百合のリアル 増補版

百合のリアル 増補版

 

 表紙も違っていますね。

これから読む方は、この増補版の方を読むと

いいんじゃないかと思います。

 

*          *         *

 

百合のリアルにすっかりハマってしまった私は、

家でも職場でも、くり返しくり返し読んでいました。

そんな時、本の中のセクシャリティー一覧のこんな言葉が

目に留まりました。

 

     〝ヘテロフレキシブル〟

 

初めて聞くその言葉には、

こんな説明文が書かれていました。

 

基本的に異性を恋愛対象とするが、

同性の魅力も理解するし、

同性愛に抵抗はない。(星海社版 百合のリアルP106)

 

 

  目を閉じて、自分に同性の恋人がいるところを

想像してみました。

 

・・・・・・。

 

抵抗なんてない。

自分の恋人が同性でも、まったく問題ない。

 

いったんそう思い始めると、自分の中で

同性の恋人がほしいという気持ちが

湧きあがってくるのがわかりました。

 

反対に、異性と恋愛することには

日に日に興味がなくなって・・・

 

 

・・・というのが、26歳まで異性愛者だった私が今、

同性愛者になっている理由です。

 

きっと今、この記事を読んでいる方々は

「はぁ?!」と思っている事でしょう。

 

だから言ったでしょう?拍子抜けしますよって。

 

たった一冊の本で、

自分の中の価値観が180度変わってしまった私。

 

今ではもう、男性の方と恋愛する気はまったくありません。

 

でも実は、

自分のセクシャリティーを自覚してからまだ一度も、

特定の女性に恋愛感情を持ったりお付き合いしたことはないんです。

 

「女に恋したことないのにレズビアンなんて!」

と思った方もいるかと思いますが、

こういう人もいるんだという事を

知ってもらえたら嬉しいです。

 

 

26歳まで異性愛者だった私が今、同性愛者になっている理由(中編)

私の体験談 レズビアン

前編からの続きです)

 

LGBTって何だろ。ちょっと勉強してみようかな

 

そんな軽い気持ちでした。

とりあえずLGBTについて書かれた本を読もうとアマゾンへ

そこで見つけたのがこの本です。

 

 

百合のリアル (星海社新書)

百合のリアル (星海社新書)

 

 

 著者はタレントの牧村朝子さん(通称まきむぅ)

2013年にフランス人の奥様と、フランスの法律で

結婚されています。

 

百合のリアルの中では、

 

〝男性や女性って、それぞれどんな人たちのこと?〟

 

 そんな、普段は考えないようなことを問い掛けられたり、

一般的に知られている

「ゲイ」 「バイ」 「レズビアン

以外のたくさんのセクシャリティー用語

更には、夜の営みのことまで書かれています。

 

LGBTについての基本的な事は、この本を読むだけで

しっかりと理解することができます。

でもこの本は単純な「LGBTについての本」ではなくて、

LGBTというものを通して、人をカテゴリー分けするのではなく、個人として尊重することの大切さが書かれています。

 

対話形式でイラストも多いので読みやすいですよ。

 

セクシャリティーに関わらずオススメしたい一冊です。

 

後編につづく)

 

26歳まで異性愛者だった私が今、同性愛者になっている理由(前編)

私の体験談 レズビアン

 

お待たせしました。

 

タイトルにある通り、今回は私が同性愛者になった経緯

についてお話したいと思います。

 

でも、決して大げさなものではありません。

 

期待して読むと、拍子抜けしてしまいますよ。

 

気をつけてくださいね。

 

 

*          *         *

                                                                             

 

私はずっと、異性愛者として生きてきました。

 

初恋は、同じ保育園の男の子だったし、

思春期にはクラスの男子に夢中になった。

社会人になってからは、良い仲になった男性と、

結婚を考えていたこともあります。

 

周りに合わせるために異性愛者を演じていたり、

自分のセクシャリティーを否定し、

気持ちを押し込めるようなことは一度もありませんでした。

 

そんな私に転機が訪れたのが、一昨年の7月頃。

 

ニュースでLGBTという聞き慣れない単語が登場し、

レインボーパレードの様子などが頻繁に

放送されていました。

 

その年の4月に施行された、

同性パートナーシップ条例の影響だと思われます。

 

中編につづく)

 

 

 

装具の中で足が燃える

私の体験談 脳性まひ

 

装具を履くようになってから

私の中で、

〝2~3歩あるいては立ち止まる〟

というのがマイブームになっていました。

 

自力で立ち止まれるというのが

うれしくて、うれしくて、

外遊びの時間になるたびに、大好きな保育士さんの前で、

しっかりと自分の足で立っている姿を

見せつけていました。

 

ただ、この装具、ひとつ欠点が・・・

 

履いていると、とっても暑い。とにかく暑い。

 

装具自体が分厚い革で出来ているので、

真夏に外で履いていると、

あっという間に靴の中がサウナ状態に。

 

当然、すぐに脱ごうとしますがそれは無理。

 

表面はマジックテープなのでいいのですが、

装具の内側から側面にある小さな穴に

ベルトを通して留める必要があり、

それを幼い私は外すことが出来ませんでした。

 

保育士さんにお願いして外してもらう事もあったけど、

大抵は「我慢しなさい」と言われるだけ。

夏場はなるべく、日陰にいた記憶があります。

 

それと、装具を履いて長く歩くと、

すぐに足が痛くなっていました。

散歩とか、遠足とか。

私の足は土踏まずがないので、

歩く際に足に伝わる衝撃を、

そのまま受け止めてしまうんですね。

 

足の裏がヒリヒリして、

まるで足が燃えているような

感覚がありました。

 

自分の周りの人に、

それを上手く伝えられなかったのは

辛かったなぁ・・・