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ユリの花と クローバー

だれかに 私の言葉が届いたなら うれしい

27年前に私は生まれた 脳性まひの身体を持って

私の体験談 脳性まひ

 

 

私は27年前、この世に生を受けました。

予定日より2カ月早く生まれ、未熟児でした。

 

私に障害があると分かったのは3歳くらいの時のこと。

手押車で遊んでいる私のかかとが浮いている事に気が付いた両親が、病院に連れて行き判明したと聞いています。

 

診断は、「脳性まひ」

 

母親のおなかの中にいる時から、生後4週間までの間に、何らかの原因で脳が損傷を受け手足が不自由になる障害です。

また、人によっては知的障害や言語障害など、運動機能とは別の部分の障害を併せ持っている方もいらっしゃいます。

 

 

日常生活には、ほとんど困らない

生まれて間もなく脳性まひの診断を受け、今日まで障害者として生きてきた私ですが、日常生活の中で困ることは、ほとんどありません。

自分の身の周りのことは自分で出来るし、都心であれば一人でどこへでも行けます。

 

自分の足で歩く事ができ、杖も車椅子も使いません。

 

こうやって書くと、ものすごく軽度なんだろうと思いますよね。

でも、実際は中度。

重くもないけど軽くもないんです。

 

 

止まりたいけど止まれない

 

私の身体でいちばん困ること。

それは、自力で立ち止まれないということです。

脚の力が弱くて、踏ん張ることができないんですよ。

止まるには、どこかに掴まるか、転ぶしか方法がありません。

それに、健常者のようにキレイに歩ける訳ではなく、肩を左右に大きく揺らす、独特な歩き方をします。

脚を持ち上げるのに筋肉ではなく、肩を揺らす事で生じる反動を利用しているのでそんな歩き方になるのです。

 

まるで、ブレーキの利かない車のような私の身体。

 

このような状態で、よく20年以上も大きな怪我なく生きてこられたなと改めて思います。