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ユリの花と クローバー

だれかに 私の言葉が届いたなら うれしい

装具の中で足が燃える

私の体験談 脳性まひ

 

装具を履くようになってから

私の中で、

〝2~3歩あるいては立ち止まる〟

というのがマイブームになっていました。

 

自力で立ち止まれるというのが

うれしくて、うれしくて、

外遊びの時間になるたびに、大好きな保育士さんの前で、

しっかりと自分の足で立っている姿を

見せつけていました。

 

ただ、この装具、ひとつ欠点が・・・

 

履いていると、とっても暑い。とにかく暑い。

 

装具自体が分厚い革で出来ているので、

真夏に外で履いていると、

あっという間に靴の中がサウナ状態に。

 

当然、すぐに脱ごうとしますがそれは無理。

 

表面はマジックテープなのでいいのですが、

装具の内側から側面にある小さな穴に

ベルトを通して留める必要があり、

それを幼い私は外すことが出来ませんでした。

 

保育士さんにお願いして外してもらう事もあったけど、

大抵は「我慢しなさい」と言われるだけ。

夏場はなるべく、日陰にいた記憶があります。

 

それと、装具を履いて長く歩くと、

すぐに足が痛くなっていました。

散歩とか、遠足とか。

私の足は土踏まずがないので、

歩く際に足に伝わる衝撃を、

そのまま受け止めてしまうんですね。

 

足の裏がヒリヒリして、

まるで足が燃えているような

感覚がありました。

 

自分の周りの人に、

それを上手く伝えられなかったのは

辛かったなぁ・・・