ユリの花と クローバー

わたしの言葉が誰かに届いたなら うれしい

「止まりたくても止まれない!」私の身体のこと

 

 

 

f:id:yuri-hana:20170727064351p:plain「ねぇ管理人さん、聞きたいことがあるんだけど・・・」

 

f:id:yuri-hana:20170711195816p:plain「なぁに?みかんちゃん」

 

f:id:yuri-hana:20170727064351p:plain「ず~っとまえに管理人さんの病名を教えてもらったよね。『脳性まひ』って。確か、脳性まひって一言で言ってもいろんな症状があるって言ってたじゃん?管理人さんの場合はどうなのかなーって・・・」

 

f:id:yuri-hana:20170711195813p:plain「わかったわ。じゃあ今回はそれについてお話しするわね」

 

脳性まひの症状ってどんなの?

 

f:id:yuri-hana:20180613173339j:plain

 

みなさん、こんにちは。

 

ユリの花と クローバー管理人です。

 

かなり前に・・・というかこのブログを作った最初のころに、私が障害を持っているということをお話しました。

 

yuri-hana.hatenablog.com

 

と言っても私自身、それまで自分の病名について詳しく知ろうと思ったことがなかったので、かろうじて知っている事とネットで調べたことを、ほぼそのまま載せただけなのですが・・・

 

f:id:yuri-hana:20170711195816p:plain「私にとっては、自分の障害について色々と調べるより、どうすれば不自由な身体でも生活できるかということの方が重要だったのよ」

 

今回は、もうちょっと具体的に私の身体についてお話ししたいと思います。

 

ですがその前に一つだけ注意して頂きたいことがあります。

 

上のリンク先の記事にも書きましたが、脳性まひは人によって、その症状が異なります。 

 

なので、

 

 

これからお話しする症状や体験談などは全て私個人のものであり、他の同じ障害をお持ちの方に必ずしも当てはまるわけではありません。

 

f:id:yuri-hana:20170727064348p:plain「うんっ!わかったよ!」



それはまるで、ブレーキの利かない車のよう・・・

 

それでは本題に入りましょう。

 

私の脳性まひの症状は、比較的軽い方です。

 

身の回りのことは自分で出来るし、日常生活で困ることはほぼありません。

 

f:id:yuri-hana:20170727064351p:plain「ほぼ?」

 

実はひとつだけ、困っているというより苦労していることがあります。

 

それは・・・

 

f:id:yuri-hana:20170711195810p:plain「自力で立ち止まれないことよ」



f:id:yuri-hana:20170727064342p:plain「えっ、どういうこと?」

 

f:id:yuri-hana:20170711195810p:plain「言葉どおりの意味よ。私は自分の脚で立ち止まることができないの」

 

 

このことを人に説明すると、必ずみかんちゃんのような顔をされます(笑)

 

そんなこと、なかなか想像できないですよね。

 

なぜ立ち止まれないのかというと、私の脚に自分の身体を支えられるだけの力がないから。

 

f:id:yuri-hana:20180613202433j:plain



 

 いちど歩き始めたら、何かに掴まるか、それこそ転ぶまで歩き続けるしかありません。

 

止まれない身体で、通勤・通学どうしてた?

 

改めて書こうとすると困っちゃいますね・・・

 

当時は本当に何も考えずに歩いていましたから。

 

物心ついた頃から、歩いては転ぶ(公園など安全な場所で)のくり返しだったので、自然と自分の身体の扱い方を熟知していて、普通に歩いていて困ることはなかったです。

 

でもそれ以外だと・・・

 

横断歩道

横断歩道で、信号が変わるのを待つときには、近くの標識やポールに掴まっていました。地味だけど、けっこうストレスだったかも。

 

大きい横断歩道や交差点を渡っている時は特に怖かったです。

 

止まれないので一気に渡ってしまわないといけないし、左折や右折の車が来ると、そのまま引かれるんじゃないかと思ってビクビクしていました。

バス

昔はバスによく乗っていました。

 

毎週バスに乗って、病院へリハビリを受けに行ったのはいい思い出。

 

でも、バスの車内は狭いし揺れるし立っているのがやっとでした。

 

それに夜になって乗る人が増えてくると、来たバスが既に満員で乗れないことも。

 

できる事ならもう、乗りたくないですね(笑)

 

電車

 

これに乗れなかったら、生活できないと言っても過言ではないですよね。

 

電車に乗るときも工夫が必要でした。

 

①まず、電車を待つ人の列に並ぶことができないため、近くの支柱に掴まって待機。

②電車が来たら、すばやく中の様子をチェック!ドアのすぐ横にある握り棒の場所が空いているか確認。

③場所が空いていたら、ドアが開くと同時に車体に近づき、中へ。

つまり、電車を待っていた人の列に、横から割り込みます。(ごめんなさいっ!)

④目的の駅に着いたら、慎重に電車から降りて(まるでムササビのように)近くの支柱に掴まる。

 

 電車で移動する際、私は必ずドアの横の、握り棒の位置を確保します。

 自分の身体を支えられないのでつり革には掴まれないし、座席に座ってしまうと、人がたくさん乗ってきた時に目的地で降りられなくなるからです。

 

握り棒なら掴まっていられるし、ドアが空いたらすぐに出られます。

 

この方法で一つだけ困るのは、目的地に着いた時に開くドアと、自分が乗ってきたドアが反対だった時。

 

でも、私がよく使う駅ではそういうことはなくて助かりました。

 

(こうして書き出してみると、昔の私、結構がんばってるよね・・・)

 

神様が私を守ってくれた

 

f:id:yuri-hana:20170727064342p:plain「なにそれ・・・めっちゃ危ないじゃん・・・ケガしたりとか事故に遭ったりしなかったの?」

 

f:id:yuri-hana:20170711195816p:plain「しなかったわ。一度もね。自慢じゃないけど私、骨折も捻挫も突き指すらしたことないのよ」

 

 

手押し車なしで歩いていた頃は気が付きませんでした。

 

自分がどれだけ危険な状況で毎日歩いていたのかということを。

 

人ごみの中を歩くことや、電車の乗り降り・・・

 

みかんちゃんの言うとおり、ケガや事故・・・下手をしたら死んでいたかも知れません。

 

それでも私は今日まで無傷で生きてこられた。

 

「神様が私を守ってくれた」

 

そうとしか思えません。とても感謝しています。

 

でも、そんな生活にも限界が・・・

 

f:id:yuri-hana:20170727064342p:plain「今もその歩き方で会社まで通勤とかしてるんだよね?やっぱり危ないよ・・・」

 

f:id:yuri-hana:20170711195813p:plain「心配してくれてありがとうね、みかんちゃん。でも大丈夫よ。とっても安全な方法で外出しているから」

 

f:id:yuri-hana:20170727064351p:plain「安全な方法?」

 

それについては、次回の記事でお話しします。

 

私の脚自体は何も変わっていませんが、あるものを使うことによって私も立ち止まることができ、とても安全に外出できるようになりました。

 

ではまた、次の記事で。